前回の続きになります
二度目の新聞求人を見て
初めての新聞配達・・・
大阪の阿倍野区の新聞店に行きました
新聞求人に
上京・交通費支給(無料)
2DK社宅費無料
前借り制度あり

厚待遇でした・・・
駄目元で応募しました
するとOKだと・・・
私はほっとしました
足は出血が止まっていませんでしたが
それどころではありません
まだ長男は赤ちゃん
お金を稼がないと・・・
オムツやミルク代
そして妻にもひもじい思いさせたくない一心でした
新聞配達は地獄でした
負債骨折の事は店に内緒にしていました
治療を全くしていないので
痛みが酷くて
何故か鼻血が何度も出たり
身体の震えが止まりません
出血のせいか配達中に
何度も意識を失い
溝の中に落ちていた事もしばしばありました
(水深が浅くて助かりました・・・)
『何処か具合悪いのか?』
その言葉が一番怖く感じました
バレたらクビだと思ったからです

足を何重ものラップとビニール袋で包み
血が出ないように神経を尖らせました
営業も拡張材料が
洗剤の小袋3つでしたが
やはり背負っているものがあったせいか
新規の客が一日5~7件とれて
社長は大喜びでした

嬉しい事に
支店を任せるとまで・・・
ですが
それを良く思わない
古株の人達からの嫌がらせがありました
バイクのタイヤに釘が刺さって
パンクが何回も・・・
乗る前に確認すると
最初から軽く刺さっているのです

それを防いだかと思いきや
ガソリンに水を混入させられ
嫌がらせの日々が続きました
家でも不幸が訪れていました
社長の奥さんが
一日に8回くらい訪ねてきたとか
訪ねてくる度に
家に上がり込むので
妻は精神的に堪えていました
そんな時の事です
妻が泣きながら
仕事場に来ました
なんと社長の奥さんが不在中に
家に上がり込んでいたのです
社長に相談すると
『女房も悪気無いんじゃないの?』と言うだけでした
ところが
行き過ぎた“心配”が
怖く感じる事件がありました
新聞配達が休みの日でした
寝ていると
真っ暗な部屋の隅から
『あんた達いつHしてるの?』と声がするのです
深夜2時40分頃でした

妻と私はびっくりしました
社長の奥さんといえど
ここまでするのでしょうか
再度
社長に相談すると
『お前らはわしらの所有物だから・・・』
『うるさく言うのなら辞めろよ!』
その次の日です
妻の母から手紙がきました
妻も虐待同然で育っていましたが
情に弱いタイプ・・・
見せるとどうなるか
予想できましたが
鬼になれませんでした
妻に見せると
精神不安定も重なってか
『帰りたい・・・』と泣き出しました
また夜逃げするしか・・・
手がありませんでした
そして
これも新たな不幸だらけだったのです
※画像はフリー写真素材
【写真AC】【イラストAC】
【Pixabay】より
イメージ画像として使用しています


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